くすみとは、乾燥や血行不良によって新陳代謝が低下し、肌の表面にかたくて古い角質が厚く蓄積している状態をいいます。正常な角質層に比べて水分の蒸発が速くなるので、くすみの悪循環となります。
- 血行不良になると、細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなると共に老廃物が滞り、見た目にも肌はくすんでしまいます。
- ターンオーバーが悪くなると、古い角質の蓄積により透明感が失われます。
- 開いた毛穴による凹凸が肌全体に影をつくり、顔色をくすませます。
パックを使用した後は、毛穴が開いた状態。このままでは、開いた毛穴が肌全体に影を作り顔色をくすませるだけでなく、汚れや細菌が侵入しやすくなりトラブルの原因に。毛穴を引き締めるタイプの化粧水をパッティングして、毛穴を元に戻すケアを行うことが肝心。
マッサージや洗顔で、肌を力強くゴシゴシこするのはタブー。物理的な刺激が慢性的に加わると、メラニンが増加して黒ずんでしまうだけでなく、反って肌を傷める事に。お手入れの際には、必要以上に肌を刺激しないよう気をつけましょう。
肌がくすんでいるからといって、マッサージやパックなど肌のお手入れだけをしても根本的な解決にはなりません。くすみは栄養バランスの崩れや肌周期(ターンオーバー)の乱れが原因なので、生活習慣や食事内容も見直す必要が。